
ハロー!ステーションは、
子どもたちと親御さんを
応援する場所です
ハロー!ステーションは、「子どものため&親のため」 を運営理念に掲げ、子どもたち一人ひとりが自分らしく、安心して学び、成長できる居場所を目指して開校しました。
学校に行けない、行きたくない――
そんな子どもたちが増えている今、学校だけが学びの場ではないという考え方が、少しずつ広がり始めています。
けれど、いざわが子が学校に通えなくなったとき、親御さんとしては大きな不安や戸惑いを抱えるのが当然です。
「このままで大丈夫だろうか」
「勉強は遅れてしまわないか」
「将来に影響が出ないか」
そんな悩みを、私たちはよく理解しています。
だからこそ、ハロー!ステーションは子どもだけでなく、親御さんも一緒に支えていく場所でありたいと考えています。

学校とは違う、
新しい学びのスタイル
ハロー!ステーションでは、子どもたちのペース・興味・得意なことを尊重しながら、学びを進めていきます。
私たちは、「全員が同じことを同じペースでやらなければならない」という学校的なカリキュラムは設けていません。
子どもたちが、自分の「好き」や「やってみたい」から学びに繋がることを大切にしています。
例えば、プログラミングを使ってゲームを作ったり、3Dプリンターでオリジナルの作品を作ったり、ボードゲームで仲間と交流しながら戦略を考えたり――。
楽しみながら自然に身につく学びを、私たちは提供しています。
教科書だけではない、興味や好奇心を育みながら、子どもたちは確かに成長していきます。

「人が『やめて』と言ったことはしない」
——簡単だけど大切なルール
ハロー!ステーションでは、否定されることのない環境づくりを大切にしています。
大きなルールはたったひとつ。
「人が『やめて』と言ったことはしない」
このシンプルな約束を守りながら、子どもたちは互いを尊重し、安心して過ごすことを学びます。
無理な自己紹介や、苦手なことの強制もありません。
子どもたちが自分のペースで、自然に周囲と打ち解けることができるようサポートします。

不登校を選ぶ子どもたちへ、
正しい理解を
不登校を選んだ子どもたちは、自分で考え、判断できる力を持った賢い存在です。
私たちが出会ってきた子どもたちも、驚くほど創造的で好奇心旺盛な子ばかりでした。
学校に行く・行かないという枠では測れない、無限の可能性を彼らは持っています。
フリースクールは、そんな子どもたちが自信を取り戻し、新しい目標に向かって前向きに歩き出すための場所です。
無理に「普通」を目指す必要はありません。
子どもたち一人ひとりの未来にふさわしい学び方があるのです。

親御さん自身の安心と笑顔も、
私たちの願いです
お子さんが不登校になると、親御さんの心にも大きな負担がかかります。
働きに出る時間が取れない、自由な時間が持てない、将来への不安が消えない――。
だからこそ、ハロー!ステーションは、親御さんにも安心していただける場所を目指しています。
平日は毎日開校し、お子さまが安全に、楽しく過ごせる居場所を提供します。
お子さまが楽しく通える場所があることで、親御さん自身の生活にもゆとりが生まれます。
そして、その安心感は、間違いなくお子さまにも伝わります。
親御さんが笑顔でいること。
それが、子どもたちにとっても、何よりの支えになります。

ハロー!ステーションは、
未来に向かって進むための場所
私たちの目指すフリースクールは、単なる「学校の代わり」ではありません。
子どもたちが未来に向かって、主体的に生きていく力を育てる場所です。
プログラミング、3Dプリンター、アート、スポーツ、さまざまな体験を通じて、
子どもたちは自分の可能性に気づき、自分らしく生きる力を身につけていきます。
そして、何より大切にしているのは、子どもたちが「ここにいていいんだ」と思えること。
ハロー!ステーションは、そんな温かい居場所であり続けたいと願っています。






国、千葉県、船橋市の
不登校への取り組み
教育機会確保法と多様な学びの推進
2017年2月に施行された「教育機会確保法」は、不登校の子どもたちに対する支援を法的に明確化したものです。
この法律では、学校外での多様で適切な学習活動の重要性が認められ、国や自治体が子どもの個々の状況に応じた支援を行うことが求められています。
また、不登校の子どもに対しては「休養の必要性」を踏まえることなども盛り込まれています。
文部科学省「教育機会確保法」:外部リンク【PDF】
文部科学省「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」
さらに、文部科学省は2019年に「不登校児童生徒への支援の在り方について」という通知を発出し、教育支援センターやフリースクール、ICTを活用した学習支援など、多様な教育機会の確保を推進しています。
文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について」
地域連携と支援体制の強化
千葉県では、不登校児童生徒への支援として、教育支援センターの設置や、地域の関係機関との連携を強化しています。
また、フリースクールなどの民間施設との連携を図り、子どもたちが安心して学べる環境の整備を進めています。
さらに、県内の教育委員会や学校と連携し、個々の児童生徒の状況に応じた支援計画の策定や、保護者への相談支援を行うなど、総合的な支援体制の構築に取り組んでいます。
また、「千葉県不登校児童生徒の教育機会の確保を支援する条例」が令和5年2月定例県議会において成立し、令和5年4月1日から施行されました。
千葉県不登校児童生徒の教育機会の確保を支援する条例
地域に根ざした支援と情報提供
船橋市では、不登校児童生徒への支援として、教育支援センターの運営や、学校と連携した個別支援計画の策定を行っています。
また、保護者や地域住民への情報提供を強化し、理解と協力を得ながら、子どもたちが安心して学べる環境づくりを進めています。
総合教育センター 教育支援室 教育相談班
047-422-7734
これらの取り組みにより、国、千葉県、船橋市は連携して不登校問題への対応を進めています。
今後も、子どもたちが安心して学べる環境の整備と、多様な学びの機会の提供が期待されています。